令和も4年となりました。明けましておめでとうございます。
年が明けると、確定申告の季節がやってきます。受付開始のタイミングは、公式には贈与税は2月1日から、所得税は2月16日から、となっていますが、1月4日から申告できます。
サラリーマンでも所得税の確定申告をしますが、そこで気をつけていただきたいこと、住民税の払い方です。
住民税は、給料から天引きされて勤務先の会社があなたに代わってあなたのお住まいを管轄する役所に納税されていますが、確定申告をするときに自分で払うように選択ができます。
前述の、会社が集めて納めることを「特別徴収」といい、自分で払うことを「普通徴収」といいます。
役所は特別徴収を推進していますが、例えば、副業をしていることを勤務先に知られたくない、という場合には確定申告書で「自分で納付する」をチェックすれば、住民税の納付書が自宅に送られて来るようになります。
所得税の確定申告をすることで、住民税の管轄機関にデータが渡されるので、普段は住民税のことを意識しなくて良いのですが、確定申告書は隅々まで重要な事項が潜んでいるので、初めから終わりまで注意して見ることが肝要です。
最後に、書面での提出よりも、簡単、便利、迅速で圧倒的にメリットが多い電子申告が良いでしょう。具体的には、国税庁HPの確定申告コーナーを利用することをお勧めします。マイナンバーカードも必要です。