今の時期、保険会社から「生命保険料控除証明書」や「損害保険料控除証明書」などが送付されてきます。これは、年末調整や確定申告に必要な大切なものなので、捨てないでください。
年末調整のために会社から、今頃、各種の控除申告書が配られますので、先の控除証明書の内容を転記します。また、配偶者控除、扶養控除、基礎控除などもこれらの申告書に書いて会社に提出すれば後は会社が処理してくれて源泉徴収票が出て、サラリーマンの税金に関する1年は精算完了です。
年末調整に書くのを忘れたり、新しく家を買ったり売ったりしたときには、年明けに会社からくれる「源泉徴収票」を使って確定申告をすることで、あなたご自身で所得税の精算ができます。
とまあ、ここまでのことは「そんなの知っているよ。」って。一方、サラリーマンも例外なく確定申告をして所得税の精算をしたほうがいいのではないか、という意見もあります。
税金は全ての人に関係することなので、学校のカリキュラムに必須科目として入れるべきなのですが、時間に限りがあるので自分で確定申告を行うことで、社会インフラの大切さや税金の使われ方にも関心が高まるというのです。
実際に税金が何にいくら使われているかなど、ネットでも見られるので、調べてみると政治や行政の見方がもっと具体的にまた建設的になるのではないでしょうか。
年末調整のみで終わることで、サラリーマンは楽できるし、行政も手間が大分減らせることは確かではあります。そのぶん苦労している部署もあります。
会社の給与担当者の方々のこ労苦、ご努力、専門性は相当なもので頭が下がります。給与担当者のお仕事は正確なのが当たり前。間違いがあってはなりません。なので、敬意を払い感謝をいたしましょう。