毎年11月3日は、その年に山梨県内で収穫された甲州とマスカットベーリーAの山梨ヌーボーの販売が解禁となる日です。ということで都内ですが飲みに出かけました。
ワイン新酒の解禁日というと11月の第三木曜日フランスブルゴーニュ地方のボジョレーヌーボーが有名ですが、日本でも、山梨県ワイン酒造組合主催により、もっぱら白ワインになる甲州と、ほぼ赤ワインになるマスカットベーリーAという2種類のぶどう品種について楽しむ日になっています。
甲州とマスカットベーリーAは日本固有のワイン用ブドウ品種だというのはご存知でしょう。この2品種は、100年以上にわたりほぼ全量が山梨県で栽培されています。それだけに栽培のノウハウと経験の積み重ねがあり、個性の多様な広がりがあるので、同じ甲州、ベーリーAでもワイナリーによって驚くほどの違いを楽しめるのです。
新酒祭り最大のイベントとして、東京の日比谷公園で山梨ヌーボー祭りが1991年から連綿と開催されてきたのですが、コロナ禍のせいで昨年と今年中止になりました。これに変わり分散開催されていて日本ワインブームのおかげもあってその情報をよく目にするようになりました。
今年のヌーボーを試飲して実感したのは、大変良い出来で本格的だということです。新酒ワインのイメージは甘くて薄いものが多いと感じている方も多いと思いますが、今年は甘さが先に来ることなくバランスがとれていて、フレッシュで味わいのある爽やかな、広くワインファンが楽しめるものです。
秋日和、爽やかで個性的な山梨ヌーボーを味わうことも、季節を楽しむアイテムとして大きな存在としてお勧めです。お値段も1000円台と手頃ですし。試しにいかがですか。